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2008年5月15日 (木)

白銀比

ここに山積みされているA4の紙たちを邪魔に感じないのは白銀比の紙だからだろうか。

机の上が片付かない言い訳をしてみました。A4の縦横比は1:1.4、白銀比からなる。白銀比とは西洋の芸術で有名な黄金比(1:1.6)に対して、日本の美や日本の心を読み解く鍵となる安定比、1対√2(1:1.4)のことを言う。

A0から半分折り、また半分に、また~~と比が相似となる計算された1:1.4。正方形の対角線、さらに言うと直角二等辺三角形の一番長い辺なのだが、この√2がなかなか奥深い。

正方形の対角線は両辺に届いて確かに閉じられているのに1.41421356…と限りない。同じく、円周も、円は確かに閉じられていて到着点があるはずなのに3.14159265…と限りない。ん~数学とは無限だ。永遠だ。ロマンだ。

東根市出身の数学者、桜井進氏の公演(パフォーマン)を聞いて(観て)きました。歴史あるものや芸術、文学を数学で読み解く心地よさを感じてきました。

これを仕事に活かせないだろうか。例えば、黄金比が隠されているデザインの製品パンフレットを作る→これを手にすると生理的に欲しくなる⇒お買い上げ。という感じで。

桜井氏は言っていました。黄金比ありきの芸術は無いと。黄金比を知らずして北斎は富士や波を描いた。だからこその神秘でありロマンなのだと…。

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