中小企業団体中央会のものづくり中小企業製品開発等支援補助金の採択が本日発表され、
!!!
当社の案件が採択されました!!
採択結果
感激です。
私、申請書類に脱字があったことを提出後に気がついてしまい、最重要箇所でありましたので、本日まで生きた心地がしませんでした。(←今初めて明かす。。)ですので、安堵も一入でございます。
7月にこのような事業に参加させて頂きました。
http://www.vmcy.com/tohhoku-navi/21-senryaku-no1.html
関係者の皆様へ深くお礼申し上げます。
進行中の事業ですので、中身は後日報告できれば、と思っております。
このような機会を与えて頂き感謝しております。
さて、驚きましたことは、この会場、横浜情報文化センター です。
入るなり、ややっ!見慣れた盤が!!
なんとうちで手がけさせて頂いている新聞輪転機(一部)があるではありませんか!
残念ながら、年代をみると当社で製作したものではありませんでしたが、うちで作らさせて頂いている同種の盤でしたので、なんとも感慨深く、何度も見上げて参りました。
直流専用高速遮断器 はやま
高速過電流遮断器 はやま とは、当社で実際に検査で使用していた検査治具を製品化したものです。
制御盤は最終的に動作確認のために、通電検査を実施します。制御盤の中には、高価な計装機器やシーケンサユニットなどが多く取り付けられ、これらの機器類の多くは、制御盤内の直流電源ユニットから電源をもらっています。この構造上、万が一、配線の誤りがあると、過電流によって、これらの機器を破壊してしまうことになります。
そこで、この「はやま」を電源ユニットに接続すると、高速で過電流を検出し、電源を遮断します。高速で過電流を遮断しますので、高価な機器類の損傷を回避できます。
制御盤の通電検査での保険として是非お使いください。
製品概要
○小型、軽量、ポケットサイズ
重さわずか90g(本体)を実現し、胸ポケットに収まる外形になっています。
○電流設定範囲
設定できる電流の範囲を 0.1A~2.5Aと広範囲に設定しました。
○接続によるダメージがありません
内部抵抗が0.1オームと低いので接続損失を気にせず使用できます。
○検出後、高速(3/10000秒)で遮断します
動作中に過電流を検出すると、3/10000秒と高速で遮断し、取り付けられた機器類への負担を軽くします。
○使用電圧最大50V
使用できる電圧範囲をDC5V~50Vと広範囲に設定
○電池の連続使用時間が約100時間
単4アルカリ乾電池 2本 使用の場合
○突入電流対策
RUNスイッチを押すと、不感タイマー(0.06秒)が作動し、突入電流の感知をやり過ごします。
高性能マルチブザー もがみ とは、当社で実際に検査で使用していた検査治具を製品化したものです。
制御盤の配線や基板回路の検査では、主に導通があるのか、という確認を行います。この確認のために使用する計器が、従来品(他社製)の導通ブザーといわれるものです。
しかし、市販されている物は、導通を目的としているため、外部からのわずかな電圧で壊れてしまうという難点がありました。
そこで、壊れずに長年使用できて使いやすいものをという思いから生れた製品です。
製品概要
○耐電圧性に優れ、大変壊れにくい製品です
200Vもの電圧が加わっても保護回路があるので壊れません。
○検出用の電圧と電流が微少なので測定物に影響を与えません
0.5V/10μA以下なので、電子基板のパターン検査や回路検査用としても使用できます。
○回り込みを気にせずチェックできます
リレーやコイルが多く装着された配線検査は、リレーコイル経由での電気の回り込みのため、正確な導通確認をすることは困難でした。当社は、独自の検出回路によって、10オーム以下で判別し、純粋に測定しようとする配線のみをチェックすることができます。
○導通検知と同時に電圧を自動検出
導通確認中に切替操作なしで電圧を検出するので、間違いによる故障がありません。導通は連続ブザー音、電圧はランプ点滅と断続ブザー音でお知らせします。
○小型、軽量、ポケットサイズ
重さわずか70g(本体)を実現し、胸ポケットに収まる外形になっています。
○電源の切り忘れ防止
入力が無い状態で10分経過すると、自動で電源が切れるオートパーワーOFF機能も装備しています。
前回のマネジの確実なフォローを目的に、社長の指示をうけてどのように活動したかを報告する、という試みを盛り込んだはじめてのマネジとなりました。
先月の指示は、スピードアップへの取り組みです。
この指示に対してどう活動したかを発表してもらいました。多くを説明せず、抽象的な要望をお願いしたにもかかわらず、各部門の報告は、理路整然、本質を捉えた答えで驚きました。
そうそう、それやるとスピードアップするよね。という感じで。
仕事が薄い中のスピードアップというのも現実は虚しい感じもしますが、今だからこそ、忙しくなったときを想像して、準備体操、と言えますかね。
今月の指示は、スピードアップに加えて、スキルアップです。スキルアップにはさらにサブタイトルが付いて、基本的なこと、仕事の基礎は本当に確実にできているのか?
基礎ができていなければその上につけたはずのスキルがなし崩しに崩れていくことでしょう。土台ですから。
さらに社長から、教育についての要望が。。
今の教育の記録は、教育を実施したことだけで、目的達成、有効性○、としているが、その教育によって各人どのようなスキルを身に付け、具体的にどのような仕事ができるようになったかを評価しなさい。…と。
業務分担表、スキルマップというものもありますが、逐一の教育まではカバーしきれていません。
ひとつひとつの教育、さらに個人ごとに、身についたポイントやレベルは違ってくるでしょう。それを評価しろ、と。
ISOは、記録があれば大概がOKだ。しかし、うちのような小さな会社は、実際にその案件(資源)を見ればわかる。ということは、記録上でOKでも実際はNGに変化していることもあるわけで。。。なぜなら、教育の結果をテストしたとする。テストの結果がよくても仕事に活かせてなければ意味が無い。一夜漬けでもテストの点はとれるから。
教育の有効性は、教育を実施してすぐに評価するというよりも、継続した教育と仕事の積み重ねがあってこそ、スキルが身に付き、仕事の範囲も広がり、確かなものになっていくのではないでしょうか。
だけど、取り組んだ結果をすぐに確認したいのは、経営者にしてみれば致し方ないのかもしれません。うちの社長は、時々、ISO以上のことを要求する。いや、ISOの本質をうまく利用しているのかもしれない。
本日、ふと結びついた言葉があったので記します。
「学んで思わざれば則ち罔(くら)し
思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し」
先日はとりさんからの手紙にあった論語の一文です。
さらに解釈として、
「学んでも考えなければ物事ははっきりしない。
考えても学ばなければ、それは独断であって危険である」
とそえられていました。
先月のマネジで不適合の話題から教育の話になり、
社長は、
人に聞いただけでは自分のものにならない。
勉強してはじめて自分のものになるんだ、
と語気を強めました。
まさにこれですね。
本を読んだり、人に聞いただけでは身につかない
自分で考えてこそ自分のものになる
さらに直属上司も今日の昼休みに言ってました。
人に聞いただけではわかんないなー
実践してみないと。
と。これも上の論語につながりました。
畑の作り方を聞いただけでは身につかない
実際に育ててみないと。。
テキストをなぞるだけ、
映像をみるだけ、
講習会に参加するだけ、
それでは身につかず、
その教育は有効とはいえないのではないか?
せめて内容を記録するだけのレポートでなく
自分の考えをまとめないと。
そんなことも考慮した教育訓練記録の様式作りをしたいですね。
5月の超大型連休があけて1週間。5月も後半となってしまいました。
今月のマネジは随分と遅れ、中旬の開催となりました。
管理責任者の指示で、毎月のマネジの内容をさらに充実するようにとのこと。売上の見込みの確認だけでなく、その他の営業活動の報告と前回のマネジで指示についての活動を報告することになりました。目標達成のための手段の確認と前回マネジの確実なフォローが目的です。
マネジとはトップの見直しの場なわけで、そのための情報をいろいろ報告するのですが、当社のような規模の会社であれば、トップは逐一情報を得ていて、改めて報告、というのもナンセンスな感じです。ですから、QMSの改善の機会や変更の必要性の評価のための情報を定期的に整理して参加者に報告します、という会議にしています。もちろん最終的にはトップからのコメントが出されます。
そのコメントを受けて、活動し、報告し、吟味し、またコメントが出て。。。。と終わりなきPDCAスパイラル、しかもアップに繋げています。