業務改善と予防処置
常々、毎月の目標である業務改善の提案制度とISOでいう予防処置を絡めた手順にしたいと考えております。
提案書は既に絡めた様式(2008.pdf
) ←力作!を使用していますが、予防処置手順書が未修正なので、新様式もまだ活かされておりません。
そこで、今日の頭の中は部品発注の傍ら予防処置について考えてみました。
予防処置とは
起こり得る不適合又はその他の望ましくない起こり得る状況の原因を除去するための処置(JIS Q 9000 の3.6.4)
ということは、
これから発生するかもしれない不適合とか「これイマイチなんだよなー」と思っているやりにくい仕事やムダに感じることや危ないことなんかの仕事の仕方を変える場合の手順を決めなさい。その手順の中には、何がそうさせているのか(原因)、そもそもそんな仕事の変更をするほど大変なのか(処置の必要性の評価)、どのように変えたのか(処置の実施)、変えたらどうなったのか(処置の結果)、最後に、この原因特定や処置をしたことは正解だったのか(レビュー)、を含めて決めること。
難しいのは、イマイチなことをなんとかすることではなく、イマイチなことになってしまう原因をなんとかするということ。
これを考えると、業務改善制度に絡めるのは少し無茶な気もしますが、思い切って業務改善=予防処置と位置づけて、手順を確立してしまえば、こっちのもの!とも思っております。運用しやすい⇒当社の利益 てな感じで。
つづく。
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