記録はなぜ必要か
ISOで、品質記録はなんで必要なのですか。
という質問を受けました。
20代のベテラン社員に!
ところで今、
「品質」って付けました?
なんだか懐かしい。。
品質記録。。。
そんな限定的な言い方、今はしていないのですよ。
最近は、「記録」「文書」と言います。
だって、マネジメントが含まれましたから、
ISO規格がどうのこうの言っているから
そのために記録を作る、そんな時代は終わっています。
ISOのためにISOのためだけの記録を作成する。
その記録を限定する意味で「品質記録」と言っていた、のかもしれません。
なので、なぜ記録は必要か?という質問に置き換えます。
答え。
①PDCAを回すため。又は、
PDCAスパイラルを上昇させるため。でしょう。
それぞれの活動を次につなげるために記録が、文書が必要です。
何もないと社員が共有できないですもの。
②ISO規格が要求することを実際にやっているかの証拠を残すため。
注意。ISO要求は最低限だと思うこと。会社で要求するのはもっともっと多いはず。
今は、ISOに関係なく、会社が、管理が必要と判断したものは全部、ISOの管理手順で管理するべきだと思っています。
例えば、日報はISOでは要求されていないけど、マネジメント上(会社の経営上)時間管理は必要で、そのもとになるデータも大事だと決めたら、ISOの手順で記録管理するべきです。
費用対効果を考えるとバカだけど。
ISOに振り回されてはいけません。
うまいこと活用すべきです。
PDCAスパイラルの上昇のために。